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黒皮とは鋼材の製造過程でできてしまう、酸化皮膜。 普段は、黒皮の材料をほとんど使う事がありません。 というのも黒皮はなかなか厄介なんです。 黒皮の材料を加工すると、 ・金型が磨耗しやすい(研磨剤的な働きをしているのかな?) ・触ると少し黒くなる。 ・そのままでは商品にならない などなど 黒皮のままでは錆たり、汚れたりするので、後工程はメッキや塗装が一般的。 「商品にならない」と思っていたのですが 商品にしている会社があるんですね~ 神戸の鉄工所 aizara 最初見たとき「えっ!あり?無いやろ~」と感じてしまいました。 金属加工されている多くの方の意見ではないでしょうか。 そこを、オシャレに商品にしている!素晴らしい。 手持ちの 黒皮を良く見てみると べた塗りの真っ黒1色ではなく、何か立体感のあるような黒で 光に当てると感じが変わり、たしかに魅力的。。 少し錆びにくく、経年変化を楽しめる。 すばらし~ 来週、aizaraの展示会があるみたいなので、覗きに行ってみよう。 ありえない、モノを「あり」にしているのだから きっと、いろいろ工夫されていると思う。 楽しみです。 こんなに身近に魅力的な材料があるのに 先入観でまったく、素通り。 まだまだ、そんな事って一杯あるのかもしれません。 そういえば スタジオMにも酸化膜を使ったカトラリーがあったと思う。 それを見たときにも、同じような事を感じたのに、ずっと黒皮素通りしてました。 今回は、工場の中を探し、寸法不良で取っておいた黒皮の材料に「15PROJECT」 文字の部分は黒皮をおとしたので、この部分から錆びてくると思います。クリア塗装しとこかな・・・ 同じデザインで杉にも。 ↓参加しています♬ ポチッとよろしくお願いします(*^o^*) ノベルティー・オリジナルタグ製作の 15PROJECT
by feltom
| 2012-03-06 18:48
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